「スローフード」最近この言葉をよく耳にしませんか?

 1986年、イタリアにスローフード協会が発足し、スローフード運動が始まりました。これ以来、スローフード運動は世界中に広まり、今では世界45カ国以上で支部が結成され、会員は65000人を超える大きな運動となりました。日本でも各地で支部が結成され、今では30を超えています。



スローフード運動は、ただ「食べ物」を守るのではありません。

 1986年イタリアで発表された、「スローフード宣言」の中に、こう書かれています。

我々みんなが、スピードに束縛され、そして、我々の習慣を狂わせ、家庭のプライバシーまで侵害し、ファーストフードを食することを強いる、ファーストライフという共通のウイルスに感染しているのです。

今こそ、ホモ・サピエンスは、この滅亡への危機に向けて突き進もうとするスピードから、自らを解放しなければなりません。

我々の穏やかな喜びを守るための唯一の道は、このファーストライフと言う全世界的狂気に立ち向かうことです。この狂乱を、効率と履き違える輩に対し、私達は感性の喜びと、ゆっくりといつまでも持続する楽しみを保証する適量のワクチンを推奨するものであります。

我々の反撃は「スローフードな食卓」から始めるべきでありましょう。

そうです。ただ単に食べ物を守るのではなく、食卓から私達の生き方そのものを、考えたいのです。